No.00175
旧第13師団長官舎

現在はレストランとして使われる公開施設。1910年に師団長に着任した長岡外史の指示で建設された洋風の大規模な官舎である。他の師団長官舎(弘前と豊橋)と比べデカ過ぎる。

下見板張り、スティックスタイル様式で内部は和洋折衷。明治期の陸軍が好んだルネサンス風の三角破風の窓枠や陸軍五芒星をモチーフにしたであろう星の装飾が多用されている。

長岡外史率いる13師団は日本スキーの父であるレルヒ少佐や、留学生時代の蒋介石が居たりと中々個性的な部隊だったが、宇垣軍縮により解体された。

関連情報

用途: 住宅, 旧軍
時代区分: 明治
現存有無: 現存, 移築
竣工年: 1910

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