No.00299
旧金沢偕行社

陸軍将校のための厚生社交クラブ会館。師団のある全国各地に建てられたが現存例はそう多くない。弘前や善通寺、岡山、旭川、豊橋などに遺されている。

社交クラブの側面からか、陸軍施設の中でも特に華やかかつ大型な施設になりがちで重文になるものもある。金沢は何故か国登録有形文化財。

お隣の旧第九師団司令部とは移築前から隣接している。令和になりセットで移築され、国立工芸館が移転してきている。国立の美術館は金沢に移転した工芸館を除き全て東京、大阪、京都に集中しており、かなり思い切った移転である。

全体は陸軍好みのルネサンス様式で、中央にマンサード屋根とドーマー窓、コリント式のピラスター(付柱)や大きな半円アーチの玄関口など見応え十分である。

関連情報

用途: 旧軍
時代区分: 明治
現存有無: 現存, 移築
設計: 陸軍
竣工年: 1898

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