No.00307
岡山禁酒会館

後ろに見える岡山城西丸西手櫓も国重文。

岡山の近代建築の象徴的存在。岡山城、後楽園の玄関口にあたる城下筋にある木造の洋館。現在は雑居ビルのようになっており、自由に立ち入れる。急勾配で狭い階段に、木の軋みが聞こえ風情満点である。

「禁酒」というインパクトある名前は近代日本でキリスト教の影響で活動した岡山禁酒同盟が由来である。酒飲みの筆者からすれば政敵の根城だが建物の魅力は本物である。

屋根は切妻屋根だが腰折れ風(ドイツ風)に処理し、ドイツ壁と白タイルで飾り垂直性を強調している。ビールの本場の建築様式を積極的に採用している気がしないでもない。

関連情報

用途: 商業
時代区分: 大正
現存有無: 現存
竣工年: 1923

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