No.00322
旧制第六高等学校柔道場

岡山県立朝日高校の敷地内に残る木造の大きな柔道場。和の極地である柔道場を洋風の小屋組で仕上げるのは不思議だが当時の流行である。

No.00316
岡山市立三勲小学校塀

通りがかりに偶然発見、撮影。沿革と様式から察するに大正12年(1923)の三勲尋常小学校開校時のもの。後から調べたところ門柱も煉瓦の大正らしいもの。公立小学校にしては異常に立派なもので、別の施設の転用も疑ったが違うようだ … 続きを読む

No.00313
京橋

旭川に架かる130m近い橋で、近くには県の道路元標があるなど古くから交通の要衝として栄えていた。今も路面電車が中央を通っている。 橋脚が鉄管柱の道路橋は全国2例しかないらしい。

No.00310
旧日本銀行岡山支店

現ルネスホール。近代的な直方体の躯体に、やたら奥行の狭い4本のジャイアントオーダーとペディメントをもつ。コリント式のオーダーや波模様と御影石の外壁など見応え十分である。 長野宇平治は日銀技師を辞め独立した後も日銀の地方支 … 続きを読む

No.00307
岡山禁酒会館

後ろに見える岡山城西丸西手櫓も国重文。 岡山の近代建築の象徴的存在。岡山城、後楽園の玄関口にあたる城下筋にある木造の洋館。現在は雑居ビルのようになっており、自由に立ち入れる。急勾配で狭い階段に、木の軋みが聞こえ風情満点で … 続きを読む

No.00297
旧陸軍第九師団長官舎

金沢城に拠点を置いた第九師団のトップの官舎。師団は25000人規模でトップは中将が務めた。師団長官舎の現存例は、他には弘前、上越、豊橋、姫路、仙台、久留米がある。軍事施設とは思えない軽妙な印象を受けるハーフティンバー調で … 続きを読む

No.00296
川上幼稚園

市内唯一のヴォーリズ設計。幼稚園の前身が1898年のカナダメソジスト婦人宣教師による授産所であるため、宗教的なご縁があったのだろう。 妻飾りとして半円アーチ窓風の飾りがついている。鎧戸部分はともかく半円アーチ部分は木枠だ … 続きを読む

No.00275
西検番事務所

にし茶屋街の芸妓たちの稽古場や事務所を兼ねていた建物。茶屋街の建物は和の趣が強いものが多かった中、何故かゴリゴリの洋風建築である。 唐草模様の装飾の入る玄関ポーチにはバージボードがついている。

No.00271
旧石川師範学校守衛舎

現在は金沢市立泉中学校の敷地に残されている。元は師範学校の建物で、1914年に当地に移転し15年に新校舎落成式を行っているのでその頃のものと思われる。(便宜上1914年竣工とした) アール・ヌーヴォーの有機的曲線の持ち送 … 続きを読む

No.00270
犀川大橋

全4車線、橋長62mのワーレントラス橋。鋼鉄の骨組みと金箔も使われた橋名額が工業的な美しさを誇る。関東大震災後の橋で、国産だけでは鋼鉄を賄えなかったため一部に英国産を用いている。 犀川は金沢市街地の西側を流れる河川であり … 続きを読む

No.00267
辻家庭園(金茶寮)

男爵横山隆平の弟、隆興が迎賓館兼別荘として建てた近代和風建築と庭園。江戸時代は加賀八家、維新後は鉱山業で財を成した横山家の青天井予算で造営されており、庭園は七代目小川治兵衛によるものである。(ちなみに内装は前田家特有のラ … 続きを読む

No.00261
金沢駐屯地旧覆馬場

覆馬場とは、屋内型の馬教練場である。煉瓦の躯体に大きな切妻屋根を乗せ、壁面に段差状のバットレスをもつ陸軍の覆馬場は全国各地にあり(旭川、盛岡、弘前(解体済))、共通の設計図があったと思われる。

No.00256
旧金沢第三中学校玄関棟

現在は石川県立金沢桜丘高校の三桜会館として玄関部分のみが保存されている。三中開校当初の遺構だったが新校舎建造の際に大部分を解体。卒業生らの強い要望により、校舎の一部に無理やり玄関部分を移築する形で残された。 垂直性を強調 … 続きを読む

No.00251
粟崎遊園本館入口

日本海側の小さな町内灘町には、かつて宝塚遊園のような巨大アミューズメントパークがあった。材木王平沢嘉太郎が私財を投げ打って大劇場、温泉、動物園などを作ったのである。平沢は浅野川電鉄の社長でもあり、阪急や西武の鉄道と観光地 … 続きを読む

No.00247
旧金沢紡績金沢工場事務所棟

この辺りには金沢紡績(後の大和紡績)の巨大な工場群があった。1919年に開業し、23-27年にかけて用地を取得して工場棟を整備していったが、1993年に廃業。その後市が取得して金沢市民芸術村として整備された。下見板張りの … 続きを読む

No.00244
旧陸軍弾薬庫隧道

金沢城の石垣にどデカく開けられた煉瓦トンネル。とにかく大きい。当然ながら石垣は貴重な文化財であり、現代の感覚では暴挙としか言えない大穴だが、当時は保護の感覚も薄かったのだろう。今では逆にこの穴が文化財になるのだから不思議 … 続きを読む

No.00227
旧佐野家住宅

現在は金沢学生のまち市民交流館として市の管理となっている。元は藩士の流れを汲む資産家佐野久太郎氏の邸宅であり、立派な襖絵などが残っている。近代和風建築の1つであり蔵風の建物はよく見るとガラスを使っておりモダンである。

No.00225
旧石川県庁舎

国内で現存最古のRC造県庁舎である。設計は矢橋賢吉(代表作は国会議事堂)であり、全体的にアール・デコ調の独特な装飾でまとめられている。 現在は石川県政記念しいのき迎賓館として部分保存され公開されている。正面からは大正ロマ … 続きを読む

No.00217
旧石黒ファーマシー本社ビル

武田五一設計の県内最古のRC造ビル。金沢は著名な建築家の作品が多い。ネオルネサンスや表現主義の影響を感じさせる外観。江戸期創業の石黒薬局の自社ビル。

No.00192
旧加州銀行

現在はビストロ金沢とどろき亭として洋食レストランを提供している。 元は銀行建築であり、内装は当時を思わせる柱や階段が残る。外観はかなりシンプルで、モダニズムとしてはやや早い時期であるため、後世に改修されて今の外観になった … 続きを読む

No.00167
旧若林医院

クラウドファンディングでの再生を目指している旧医院。写真はクラファンで寄付した人への特典で内部見学をした時のもので、現在も整備は続く。 日本館の裏に西洋館が並ぶ。内部には貴賓室やステンドグラスなどがある。

No.00152
旧海軍大湊要港部乙10号官舎

全国的にも大変貴重な石造りの旧軍官舎。現在は北の防人大湊壱番館として隣の同意匠の弐番館とともに整備されているが、何故かこちらだけ廃墟化しており市の情報でも活用の道が見えていない。 2025年5月には近隣の建物火災に巻き込 … 続きを読む

No.00151
大湊地方総監宿舎

大湊の軍港を一望できる水源地公園の近くにある洋風住宅。竣工年不明だが、明治末期に大湊が軍港化したこと、周囲の官舎が大正初期なことからこの建物も大正初期と推定。