No.00127
五戸町消防団第1分団

他の屯所と比べるとやや洋風寄りで、直線的でありスタイリッシュな印象を受ける。 玄関部分が出っ張っているのは、昭和15年に購入した消防車を格納するために増築したためである。

No.00124
村井家住宅

三戸駅近くにあるセセッションの豪邸。関東大震災直後の建物で、材木集めに苦労したらしい。 設計者は東京の遠藤氏として伝わっている。年代的に遠藤於菟ではないかと思うが、確証は無い。調査中。それにしても凄まじい存在感である。

No.00122
旧第九十銀行三戸支店

第九十銀行は盛岡に本店を構えた銀行である。銀行は昭和元年に破綻しており、昭和6年から富田歯科医院として使われた。 銀行建築だが新古典主義でもモダニズムでも無い異色のデザインで、半円形の玄関ポーチを中心に円、楕円を意匠とし … 続きを読む

No.00084
旧弘前市立図書館

弘前と言えばコレという象徴的な建物。日露戦争勝利を記念した建物なので通風孔は陸軍の五芒星。中心ではなく、左に入口を設け、左の塔屋は階段棟にしている不思議な構成である。

No.00083
旧藤田家別邸洋館

外観内装ともに唯一無二の独創性をもつ実業家藤田謙一の別邸。カフェとして使われている。

No.00067
弘前偕行社

偕行社は陸軍将校の社交場で、全国に数例残されている。こちらはかなり大きい建物であり価値は高い。堀江佐吉の遺作でもある。公開施設。